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2012-03-07

其の五〇『布恒更科』

2012年3月6日(火)


午前中に時間があったので、蕎麦をたぐってきました。

京急の普通で「大森海岸」という駅があります。そこから徒歩5分くらいでしょうか。

JR大森駅からだと、8分くらい。



『布恒更科』 (ぬのつねさらしな)

R0015164.jpg


更科というと麻布十番が有名だが、しっかりと暖簾分けされており

系図としては、 〔以下、岩崎信也著・「蕎麦屋の系図」によると〕

信州更科蕎麦所布屋太兵衛(創業寛政2年)

⇒麻布永坂更科

⇒有楽町更科(創業明治35年)

⇒布恒更科

の順に続いている。


「更科」(さらしな)という名前の由来は、簡単に説明すると

信州の布行商である堀井家八代目・清右衛門がすこぶる蕎麦打ち上手だったため、

上京のたびに滞在した麻布網代町(現在の麻布十番近辺)にあった

保科家(出は信州保科村)にすすめられ、蕎麦屋へ転業したときにできた名だそうな。

もともと更科とは、「更級」という信州の蕎麦の産地であり、

更級の「更」と保科家の「科」をかけあわせて、更科という語呂にしたそうな。

清右衛門がなぜ太兵衛に改名したかは定かではないそうだ。



更科の歴史はややお家騒動などもありきで、少し複雑だが

「更科そば」というジャンルのそばを世に送り出したのは

まぎれもなく「更科」の努力の賜物にほかならない。

とかいうウンチクはこの辺にして、今回のたぐり日記に戻りましょう。



11時半の開店で、11:45頃に入店したが席は半分くらい埋まっていた。

店の外には天ぷらの油の香りが漂っていて、食欲をそそる。

入って左手のテーブルに座り、まずお酒とつまみを頼んだ。

山形の住吉という酒(冷)に、そば味噌と「揚げあんかけ」なるものを頼んだ。

R0015160.jpg


酒はやや辛口。そば味噌は小さいしゃもじに可愛らしく乗ってくる。味はよし。

揚げあんかけって、最初は厚揚げ豆腐を連想してたのだが全然ちがくて

揚げた蕎麦をあんかけで閉じている、いわば中華あんかけ焼きそばみたいな感じ。

R0015161.jpg


これは面白い味だった。おいしい。

けど、後で天抜きがあることに気づいて、そっちもよかったなーなどと思った。


さて、蕎麦は「もり」「ざる」「生粉打ち」「荒挽き」と4種類もある。手打ち。

全部試したかったが、久しぶりに「生粉打ち」を頼んでみた。

量はしっかりしていて、風味がよく歯ごたえ手繰りごたえがよい!!

R0015162.jpg


*生粉打ち(きこうち)とは・・・別名:十割そばのこと。蕎麦粉のみで打つ正真正銘の蕎麦である。

つけ汁は濃厚だが甘辛。麺との絡みが非常によい。

揚げあんかけのせいもあり、めずらしく満腹感がありました。


昼12時を回ると、客足も伸び始め 

長居をしても邪魔になるので早々に引き揚げた。

花番さん2人も仕事がテキパキしていてよかったと思う。



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